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シニフィアン研究所(埼玉県上尾市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析で心身の悩み相談をしています。
今日は「人見知り」について書きます。
大人になっても「私、人見知りするのよ」との声も耳にします。
この「人見知り」を中心に、その大切さを考えたいと思います。
人生の最初の「人見知り」は生後8ヶ月前後だと言われています。
発達論的には「8ヶ月不安」と呼ばれます。
簡単に説明すると、
「母と母以外の人との区別がついた」ということです。
安心できる人(母)と、安心できるかどうか分からない人、
この区別ができるようになったということです。 つまり
この区別ができないと、誰にでも付いて行ってしまう可能性がある、
もっと言うと
安全と危険の違いが分からない
ということになります。
ここから「人見知り」することは大切なことだとなります。
人見知りすることは、
安全かどうかを察知し、判断しようとしている
ということです。
社会に出て行くということは、 ともすると危険な世界に参入することでもあります。
その中で、自分の力で危険を察知し、
向き合えるか?回避した方が良いのか?
その判断をすることは、大変重要なことです。
その基本が「人見知り」だと言えるのではないでしょうか?
逆に考えると
人見知りしない=誰にでもすぐに仲良くなる
(対人関係では必要なことではあります)
同時に、危険を察知できない可能性がある
そのようにも考えられるでしょう。
人見知りすることは、対人関係でマイナスだと考えられるかもしれませんが、
安全かどうかを見極めるということでは、必要なことだと言えるのではないでしょうか?
今回は「人見知り」を取り上げました。
詳しくはシニフィアン研究所のサブサイト「子育て法」
http://signifiant-lab.com/raise/を参照ください。
各種相談・講座http://signifiant-lab.com/#10もしています。
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