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シニフィアン研究所(埼玉県上尾市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
今日は「興味がない、欲しいものがない」について考えてみたいと思います。
前回、飽きっぽい・長続きしないのは、性格ではなく、手に入れたいものがないと書きました。
「手に入れたいものがない」とは一体どいうことでしょう。
どのような場合に、そう思うでしょうか。
1)すでに手に入れてしまっている
2)興味がない
3)何らかのメリットがあると思わないetc
ここで、2)について考えてみましょう。
興味がないとはどういうことでしょう。
興味がないなら、持てばいいじゃないの、と考えますが
興味のないこと(もの)に、どのようにして興味を持たせればよいのでしょうか。
欲しいと思わないものを、どのようにすれば欲しいと思うでしょうか。
3)の逆、何らかのメリットがあると思えばどうでしょうか。
何らかのメリットがある=自分にとって「快(喜び)」と考えてみます。
この「快(喜び)」は、体験することで得られるものだと思います。
そして、この「快(喜び)」を体験すれば、
もっとやりたい、もっと欲しいと人は求めるでしょう。
つまり
「興味がない、欲しいものがない」のは
「快(喜び」を体験していないからだと言えるのではないでしょうか?
違う言葉でいうと、
楽しいと思う体験をすれば、興味を持ち欲しいと思うでしょう。
興味を持ち、欲しいと思うことは、行動へと繋がります。
楽しい体験をしましょう。
そうすれば、その中から一番楽しいと思えることに興味を持ち
「あの時の、あの楽しさをもう一度、味わいたい」と
それを手に入れるために、行動することでしょう。
これが、前回紹介した、人型ロボット作りの例ではないでしょうか。
今、一番楽しいことは何ですか?
それは何よりも手に入れたいと思うことではないですか?
次回は、「子どもの欲望に限界はあるのか?」について考えたいと思います。
シニフィアン研究所では、心の研究をしています。
人はなぜ心を病むのか?心と身体はどのように関係しているのか?
これらの勉強会もしています。
興味をもたれた方は、こちらを参照ください。
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