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【2024/04/19 02:41 】 |
317)超マイナス思考からの転換―過去から未来へ

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「超マイナス思考からの転換―過去から未来へ」について書きたいと思います

≪いつも過去の話から始まり、今で終わり、そこから先が無いね。≫
この言葉に衝撃を受けました。
そして、『超マイナス思考なのは、未来に背を向けて後ろ向きに歩いているからだ。』と理解しました。
だとしたら、プラス思考に切り替えるには、
『過去に背を向けて、未来に向かって歩けばいい。』と思い至ったのです。

肉体は生まれてから死に至るまで、時間と共に成長変化していきます。
ですから、未来に向かって前を向いて歩いていると考えていることでしょう。
ところが、心の中の身体イメージは必ずしもそうではないのです。
「どうして超マイナス思考になるのだろう。プラス思考、プラス思考と言っているのになぜ?」と不思議に思っていました。
そんなある日、
≪いつも過去の話から始まり、今で終わり、そこから先が無いね。≫
の言葉に出会い、納得しました。

未来はまだ何も書き込まれていない白紙の世界だと考えてみます。
そこには、ある種の緊張感はあるかもしれませんが、
希望とあらゆる可能性が広がって見える世界のはずです。
一方過去は、書き換え不可能な事柄で詰まっています。
もし「余白」があっても、そこは「余白」であり書き込みはできません。
そんな過去には「書き換えたい後悔」がいっぱいあるでしょう。
「あの時、あんなことがなかったなら・・・・・」
「あの時、違う選択をしていたら・・・・・」etc
逆に、数少ない喜びに必死でしがみついているかもしれません。

そんな過去を見ながら後ろ向きに歩いていたら、
未来という白紙に対して、今見ている過ぎ去った過去の後悔の絵図を投影してしまい
希望よりは不安が、可能性よりも心配が勝ってしまいかねません。
そして、そんな過去から目や耳を逸らしたり、閉じてしまったりしたくなります。
見たくない、聞きたくないと心が叫び、
その心が「どうせ・・・」という言葉に代表される「マイナス思考」を生み出し、
不安や心配が増幅してしまって、いつしか超マイナス思考となってしまうのではないでしょうか。
このように考えたら、
「プラス思考、プラス思考」と言い聞かせたとしても
書き換え不可能の過去を見ている限り、
希望や可能性を持ち続けることは至難の業だといるでしょう。

ではどうしたらいいのでしょうか。
簡単です。
過去を向いている体を、未来の方へと向き変えればいいのです。
そして一歩を踏み出せば、前向きに歩いていることになるのです。

するとどうでしょう。
白紙の世界が見えるではありませんか。
まだ何も書き込んでいない自分の世界です。
好きなように、自由自在に創造できる世界が広がって観えます。
この時、人は今という場に立ち、過去のすべては確定したものとして今を裏側から支えています。
過去は後悔ではなく、反省と未来への貴重な宝庫となり、経験に裏打ちされた人生という歴史となるのです。
それが未来へのエネルゲンとなるのではないでしょうか。
振り返るのは「過去」です。
決して「未来」ではありません。
私たちが見つめているのはいつも「未来」です。

2013年という新しい年を、前向きに歩いていきましょう。
2012年までのすべてを裏打ちした、新しい白紙のキャンバスです。
白紙の未来に何を描きますか?
そう考えるだけでわくわくし、身体の中からエネルギーが湧いてくることでしょう。

精神分析という対話療法により、自分の無意識に気づき、
自らの意志で自由に書き換えることが可能です。
詳しくはこちらを参照ください。シニフィアン研究所http://signifiant-lab.com/
自分に気付くための講座や教室もあります。http://signifiant-lab.com/#11

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【2012/12/28 14:45 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
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