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【2024/04/24 12:52 】 |
263)吉田沙保里・伊調千春の言葉

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「吉田沙保里・伊調千春の言葉」 について書きたいと思います。

レスリング女子55キロ級でオリンピック三連覇を果たした吉田沙保里が
テレビで何気なく言った言葉です。
『吉田には勝てないだろうな、と思った瞬間からもう負けている』(TVでの言葉だったことしか覚えていません)
これは、そのまま、すべての人に当てはまることだと思いました。


「気後れ」という言葉があります。
辞書には「相手の勢いやその場の雰囲気などに押されて、心がひるむこと。気おじ。」(大辞泉)と書いてあります。
まさしく、
吉田選手が言った言葉は、このことだと思います。
気後れすると、その時点で相手から後れている。
その気持ちが、もうすでに負ける方向へと向かっている。

相撲の世界でも、「引いたら負け」と言われます。
勝つ力士は、やっぱり前へ前へと攻めてゆくとのことです。

つまり、『勝つ』と決めること=言語化すること
「勝つ」と決めたとき(宣言したとき)から、勝利する道が拓けるのだと思います。

そして、
わが人生に勝利すること=自分に勝つこと
それはまず、決めること=言語化すること
次に、
それに向かって前へ前へと歩み続けることでしょう。
周りからの承認や賞賛のためにではなく
自らが決めたことに向かって前進し続けること。
このように考えた時、
まったく人生そのもの(生きるということ)だと感じたのです。


オリンピックを見て、感動するのは
メダルを獲ったからだけでなく、
選手たちの常に目標に向かって前進する姿に共感するからではないでしょうか?
「自分もこのような生き方をしたい」と、感じるからではないでしょうか?

伊調千春さんも語っています。
『「銀でもうれしくないです」とアテネのときに言って、そのことでバッシングも受けたんですけど、でも、あそこで「銀でよかった」と言っていれば、今、自分はここにいないと思うんですよ。だから、「負けて悔しい」という思いがあるときは、それ以上、また次へ行けるんですんね。「それでよかった」と満足してしまえば、もうそれ以上は行けないんですよ。自分たちの夢はやはり金メダルだし、格闘技というのは…ほかのスポーツもそうですけど、銀メダルは負けて取るメダルなんですよ。例えば陸上とか長距離だったら、銀メダルもうれしいかもしれないですけど、格闘技の銀メダルは負けて取るメダルだし、うれしくないんですね。だから、叶えたいです。オリンピックは、その夢を叶える場所だと思っています。』

http://www.oaj.jp/interview/11_wrestling4/005.html より引用)

まず目標を決めること。
決めるためには、自分の欲望を知ることが大切になります。
精神分析に出会って、自分が何を求めているのかを知った人がたくさんいます。

興味を持たれた方は、シニフィアン研究所のHP
http://signifiant-lab.com/を参照ください。
思春期には特に大きな関心事となります。
思春期の悩みはこちらです。http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/

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