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【2025/09/17 20:50 】 |
260)スポーツと攻撃心

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「スポーツと攻撃心」 について書きたいと思います。

ロンドンオリンピックも17日間の幕を閉じました。
日本選手たちの連日の活躍と世界中のアスリートたちの姿に、日本中が湧き立ったことと思います。
一方、甲子園では高校球児たちの熱闘が繰り広げられています。


どうしてこれほど、スポーツに興じるのでしょうか?
スポーツの魅力とは何でしょうか?
精神分析的観点から考えたいと思います。

結論からいうと
スポーツは、誰にもあるとされる「攻撃心」の合法的な発散方法だといえるのではないでしょうか。

そもそも、なぜ攻撃心が生じるのか、から考える必要がありますが、
それはともかく、自らの内に溜まり続ける攻撃心を留めておくことは非常にストレスとなります。
ある閾値に達したら、あふれ出るもののようです。
それらは「衝動」とも呼べるものでしょう。

これらの攻撃心(衝動)を、うまく水路付けし、放出する必要があります。
でないと、心が壊れてしまいかねないからです。
また、対人関係をスムーズにするためにも、必須となります。

その放出手段の一つが「スポーツ」だといえるのです。

解りやすくいうと
・人を蹴飛ばしたい衝動が強い時は、サッカーやキックボクシングなど
・人を殴りたい、叩きたい衝動が強い時は、ボクシングや剣道、野球、テニス、ゴルフなど
・人に抱きつきたい、からみたい時は、ラグビーやレスリングや相撲など
このように考えてみると、
スポーツは、様々な攻撃心を合法的に放出させる、素晴らしい手段といえるのではないでしょうか。
ある限定された枠組みの中で発散すれば、皆から賞賛されるトップアスリートになれるかもしれないし、
時として、英雄にもなれるでしょう。
ですから、
スポーツをした後は、殆どの人が
「あー気持ち良かった、スッキリした」と語ります。

太古から人は、無意識にこれらの事を知っていたから
戦いの刃をスポーツの道具に換えて、競い合ったのではないでしょうか。
スポーツは、自らの内なる攻撃心の放出と、
周りからの承認と賞賛を得られる、一挙両得の方法だといえるでしょう。

自らの内にある攻撃心に気付くこと
どのような衝動があるのかを知ること
この二つが必要です。
体を使って、一つずつ試してみる方法もありますが、

的確に知る方法があります。
それは「自分の攻撃心(衝動)を知る」精神分析という方法です。


興味をもたれた方は
シニフィアン研究所のHPをご覧下さい。http://signifiant-lab.com/

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【2012/08/14 11:59 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
259)やさしい精神分析講座について

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「やさしい精神分析講座」 について書きたいと思います。

シニフィアン研究所では、現在、
やさしい精神分析講座」と「インテグレーター養成講座」を開講しています。


先日から、「やさしい精神分析講座」に対しての問い合わせが続きました。
シニフィアン研究所のホームページで紹介をしておりますが、
一部、分かりにくい部分があるとのことですので、
補足の説明と案内をしたいと思います。

・テキストは1巻~6巻まであり
・テキスト1巻は、5単元で終了(全講座で30単元)
・1単元2時間(マンツーマンの場合は1時間)
・2人以上集まれば、出張も可能(要交通費)
・スカイプでのレクチャーも可能(スカイプについてはこちらを参照ください)

「やさしい精神分析講座」は、精神分析の理論を解りやすく解説していきますので、
心理学や精神分析に興味があるけど、難しいと感じている方におすすめです。
日頃の疑問や質問も交えながら、できるだけ解りやすく楽しくを心掛けています。
この講座を通して、自分を知るキッカケになったとおっしゃる方が多いようです。


「インテグレーター養成講座」は、すぐ実践に活かせる理論が学べる講座です。
将来、精神分析家になりたいと考えている方はもちろん、
もっと専門的に精神構造を知りたいという方に、おすすめです。
最近は特に、いじめや自殺などが大きな社会問題になっています。
そんな中、学校の先生はじめ、子どもに関わることが多い方やより多くの方に、
心を育てる方法と大切さを学び、即実践してもらいたいと思っています。
オールOK子育て法も含まれています。

その他詳しいことはこちらを参照ください。http://signifiant-lab.com/#11
「インテグレーター養成講座」についてはこちらです。http://signifiant-lab.com/#13

ご不明な点、ご質問などありましたら、何でもお気軽にお問い合わせください。http://signifiant-lab.com/#

【2012/08/13 11:08 】 | お知らせ | 有り難いご意見(0)
258)オールOK子育て法ー嬉しい報告

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。

           
今日は、「オールOK子育て法ー嬉しい報告」 について書きたいと思います。
あるクライアントからの嬉しい報告と、実践する事の大切さを紹介します。
詳細は、守秘義務と個人情報保護の観点から省きます。

子育ては「心育て」だと考えています。
子育てというと、赤ちゃんから思春期までの時期のような印象が強いかもいしれません。
働き始めたり、成人すると
「もう子育ての時期は終わった」
との言葉を耳にすることがあります。
しかし、
人は成長し続けるとの観点から「心育て」は永遠に続くと考えられます。
逆に言うと、
心を育てることは、人が成長することではないでしょうか。
生きている限り、人は成長し続ける存在であると思います。

前振りが長くなりましたが、ここで
「オールOK子育て法」を実践してきた
あるクライアント(Mさんと呼ぶ)からの、嬉しい報告を紹介したいと思います。
Mさんは息子さんの生活態度の乱れに悩んで来談されました。
思春期の息子さんは、
まさしくアイデンティティーの獲得という課題の前で、立ち止まっていました。
Mさんには、「オールOK」の対応をするように努力してもらいました。
それから4年
この度、やっと自分の生きる道を決め、巣立ったそうです。

Mさんの言葉です。

≪「オールOK」の話を聞いたときは、正直半信半疑でした。こんなことで本当に大丈夫なのか?
 逆に、よけいに我がまま気まま放題になって、益々怠けてしまうのではないか?と心配でした。
 何よりも、両親や家族からの理解が得られないと思いました。
 でも今、信じて実践して本当に良かったと思っています。
 何よりも、息子の明るい楽しそうな顔をみられて、「オールOK」の対応が間違ってなかったと実感しました。
 あのまま、息子を責め続けていたなら、息子も私も家族も崩壊していたと思います。

多くの方が、子どもさんや自分自身や家族の問題で、心を痛め、悩み苦しんでいます。
いじめはもちろんのこと、進学、就職、引きこもり、職場や社会へ出てからの対人関係につまずき、
誰もが心の癒しを求めています。

癒されるとは、どういうことでしょうか。
「あるがままの自分」が裁かれることもなく、批判されることなく、指導されることなく、他者に受け入れられること、これが癒しなのです。
これが「オールOK子育て法」の基本であり、
シニフィアン研究所では、これ
をモットーに「オールOK」の態度で来談される方の語らいを聴いています。

シニフィアン研究所のHPはこちらです。http://signifiant-lab.com/
オールOK子育て法http://signifiant-lab.com/raise/

思春期の悩みhttp://signifiant-lab.com/eatingdisorder/も参照ください。

【2012/08/12 09:10 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
257)滋賀県大津市立皇子山中学校いじめ自殺

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「月間精神分析の最新記事=滋賀県大津市立皇子山中学校いじめ自殺」を紹介したいと思います

滋賀県大津市立皇子山中学校いじめ自殺事件については、
文部科学省が「子ども安全対策支援室」を発足させたり、
いじめ問題に対する総合的な取り組み方針を8月中にも策定することを決めたりしているようですが、
それだけで「いじめ」対策といえるのでしょうか?
それも大切なひとつかもしれませんが、
何よりも大切なことは
「なぜ、いじめがおこるのか」
「なぜ、なくならないのか」
「どうすれば」なくなるのか」
これらの根本的な問題を知らずして、果たして対策と呼べるのでしょうか?

月間精神分析2012年9月号には
いじめる側にも、いじめられる側にも同じ問題がある。
それは「主体性のなさ」であると書いています。

いじめられる子は「やめて」の一言が言えない。
いじめる子は、自分の弱さを相手に吐き出す=投影と呼ぶ
お互いが、お互いの弱さを映し合っている姿だと言えます。

わが子がいじめたり、いじめられたりしない為にはどうしたら良いのか?
それについてはhttp://agency-inc.com/suicide/#1384を参照ください。

いじめられる子が、いじめる子に対して
「やめて!」と言えたなら
いじめはなくなると書いています。

いじめは、子どもの世界だけでなく
大人の世界にもあります。
子どもだけの問題として捉えるのではなく
一人ひとりの問題として向き合う姿勢が必要だと痛感します。

シニフィアン研究所では
いじめだけでなく、様々な問題の根本的にあるものを
精神分析と言う対話療法で向き合うお手伝いをしています。
自らが知りたいと思う限り、必ず糸口がつかめます。
詳しくはシニフィアン研究所HPをご覧下さい。
http://signifiant-lab.com/
思春期の悩みについてはhttp://signifiant-lab.com/eatingdisorder/
不登校についてはhttp://signifiant-lab.com/escape/
結婚についてはhttp://signifiant-lab.com/woman/を参照ください。

【2012/08/06 15:10 】 | 事件・事故・ニュース | 有り難いご意見(0)
256)自傷、自虐行為の向こうにあるもの=罪責感

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「罪責感」について書きたいと思います

罪責感とは、精神分析では
監視する自我とみられる自我の間に生まれる緊張感のことを言います。
この緊張感は、親から禁止され、それを取り入れたところから生まれるとされています。
ちょっと難しいかもしれませんが、
「自責の念」とか、「罪意識」とか言われるものと考えていただけばよいと思います。

罪責感がないと法やルールを無視し、社会の中で犯罪を犯し、
罪責感が強すぎると、うつや自傷・自虐行為、自殺へと自分を追い込んでしまう可能性があります。
一方で罪責感は、道徳心や自制心などを培う基にもなると言われます。
適度な罪責感をもっていることは、
社会で生活する上で、必要なアイテムだと言えるでしょう。

例えば、
災害や事件、事故に遭遇した時
「何で自分だけ助かったのか」
「どうして何もできなかったのか」
「自分が身代わりになればよかった」
などと、自分を責めることでしょう。

助けられなかった自分、何もできなかった自分を責める気持ちです。
その自責の念にさいなまれて、たまらなくなる。
周りの人から「あなたのせいじゃないよ、仕方がなかったんだ」と言われても、
自分が自分を許せないのです。
これは、人として当然な反応かもしれません。
ところが、中には
この自責の念から開放されず、一歩も進めない人がいます。

「時(計)が止まってしまった」
と語ります。

また
「幸せになろうとすると、なぜか不幸がやってくる」
「私は、幸せになってはいけないんです」
などと語る人がいます。
この人たちも何らかの「罪責感」を持っている可能性があります。

これらの場合は、
なぜそんなにも自分を許せないのか?
なぜ時が止まったままなのか?
どのような「罪責感」を持っているのか?
それを知る必要があるでしょう。
それを知れば、その罪責感から開放され、
適切に書き換えることが可能です。


それには、精神分析が必要となるでしょう。
必要な時間をかけて、
悲しい(不幸な)自分と向き合うことで
悲しみ(不幸)は悲しい(不幸な)出来事として
その人の心の中で整理されることでしょう。
そうすれば、
ゆっくり前を向いて歩み始められるのです。

シニフィアン研究所では、精神分析という対話療法を中心に
自分と向き合うお手伝いをしています。

各種相談会、勉強会、養成講座も開催しています。
こちらをどうぞhttp://signifiant-lab.com/
7日(火)から9日(木)までは和歌山、大阪を中心に関西へ出張します。
詳しくはスケジュールをご覧下さい。http://signifiant-lab.com/#161

【2012/08/04 11:14 】 | 家族 | 有り難いご意見(0)
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