忍者ブログ
  • 2025.08
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2025.10
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/09/18 00:56 】 |
250)タイガーマスク―みなしごのバラード

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。

           
今日は、「一人ぼっちーだれも解ってくれない」について書きたいと思います

「だれも自分のことを解ってくれない」
「何のために生きているのか」
「生きている意味なんかない」
「どうせ一人ぼっちだ」
「どうなったっていい」
心の中でこのように叫んでいるのが、現在の青少年だと思うのです。
思春期には誰もが抱く想いかもしれません。
それが適切な形で発散できなくなった時
歪んだ行動で表現するしかなくなるのではないでしょうか。

私には常にありました。
特に、両親に対してです。
外見はごく普通で、親が少し教育熱心な家庭に見えていたと思います。
そんな中で私は

~親は私のことなんか、どうでもいいんだ~
~自分の都合のいいことしか考えていない~
~私なんかどうなたっていいんだ~
との想いを強くしていきました。
親の言いなりになるしかない弱者の存在
無力な自分
テレビでさえ自由に見せてもらえない
ことごとく過干渉で、まったく自由などない
≪私は一人ぼっち―だれも私の気持ちを解ってくれない≫
このように小さい胸を痛め、孤独を秘めていた小学生低学年の私

両親と同じ屋根の下に住んでいたけれど
でも、心は「みなしご」そのもの
だけど、それは誰も知らない、気付かない
自分だけの秘密

そんな時に耳に飛び込んできたのが
タイガーマスクのエンディングに流れる曲でした。
『これぞ自分だ!』
と思った記憶があります。
今でもその歌詞ははっきり覚えています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みなしごのバラード    作詞:木谷梨男 作曲:菊池俊輔 唄:新田 洋 

あたたかい 人の情けも
胸を打つ あつい涙も
知らないで育った
僕は みなし児さ
強ければ それでいいんだ
力さえあれば いいんだ
ひねくれて 星をにらんだ僕なのさ
ああ だけどそんな僕でも
あの子らは 慕ってくれる
それだから みんなの幸せ祈るのさ(テレビではここまで)


吹く風が 冷たい時も
降る雨が 激しい時も
眼をあげて 明日に希望をかけたのさ
ああ だからきっといつかは
あの子らも わかってくれる
みなし児の 正しく生きるきびしさを
みなし児の 正しく生きるきびしさを
(うたまっぷ.comhttp://www.utamap.com/showkasi.php?surl=S02667から転載)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

誰かに理解されたい欲求=愛されたい欲求
誰にも理解してもらえない失望(愛されていないと感じる)が
一転して「攻撃心」を創り出すといわれています。
愛されたいのに、愛してくれない者への憤りが根底にはあるのです。
これを外に向かって出す必要があります。
「愛して欲しい」と素直に言えたなら、
そして、愛してもらえたならどんなに幸せな気持ちになるでしょう。
愛していないと言われたらもちろん、
愛していると言われても、愛されていると感じられなかったなら
それが憎しみへと転換し、攻撃心を生み出してしまいます。

それが外に向けば、例えば
スポーツなどで放出されるか、暴力やいじめ、殺人などで放出されることになるでしょう。
内に向けば、自己探求、哲学、精神分析であるし、
自傷、自殺、失踪などではないでしょうか。


特に思春期はこれらが表面化しやすい時期です。
痛ましい事故や事件、犯罪を見聞きするたびに
そこには
人の心への気付きのなさと、適切な表現方法を知らない姿を感じてしまうのです。
人の心の世界をもっと知ってみませんか。
そうすれば、自分の中にある疑問が解けるかもしれません。
「なぜ?」
との問いかけを大切にしてみませんか。

シニフィアン研究所のHPを参照くださいhttp://signifiant-lab.com/
埼玉、和歌山、大阪だけでなく全国ドコへでも出張します。
スカイプ、電話、メールでもOKです。
スカイプでセラピー手続きマニュアルはこちらです。http://signifiant-lab.com/images/

PR
【2012/07/27 11:45 】 | 宛名のない手紙 | 有り難いご意見(0)
249)自殺を考える時―大津中学生いじめ、自殺に思う

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「自殺を考える時」について書きたいと思います

大津中学生のいじめと自殺問題が、連日取り上げられ、
一部の掲示板では炎上と呼ばれる状況にまでなっているとのことです。
他にもいじめや自殺のニュースが毎日のように報道されています。


●「大津いじめ 26日から生徒聴取 滋賀県警、いじめ実態解明目指す」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120726-00000507-san-soci
●「中3男子にいじめ、鼻の骨折る…同級生3人逮捕」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120725-00000943-yom-soci
●「中2男子を殴る蹴る、同級生3人を逮捕・補導」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120725-00000957-yom-soci

これらの問題に関しては、今後の警察や裁判に委ね、注視したいと思います。
と同時に、亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被害に合われた関係者の方々の心中をお察しいたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

「人はどのような時に自殺を考えるのだろう?」
それは≪生きる意味を無くした時≫ではないでしょうか。

ここからは、自殺を考えた高校時代の自分を振り返り
今思うところを書いてみたいと思います。

思春期には、だれもが一度は「自分の生きる意味」を問いかけるでしょう。
「私は一体何のために生まれてきたのだろう」
「私は一体何者か」
「私は一体何のために生きているのだろう」
アイデンティティー(自己同一性)への問いかけです。

私が「自殺」を考えたのは、高校2年生の時。
大学進学を控え、進路について迷っていた時です。
自分の進む方向と、周りからの期待との軋轢に苦しんでいました。
この時が初めてではありません。

なぜか、物心付いたときから
「これでいいのだろうか?」
との問いかけを持ち、生きる意味を模索していたように思います。
高校進学の時も、迷いはありましたが、
いよいよ大学進学を前にして

その問いかけが、一気に浮上してきたのです。

それまでは、
親の敷いた安全な道(親が安全な道であると考えていた道)を強要され
それに抵抗することを一切許されず、仕方なく必死で走り続けるしかなかった道。
それへの不満と疲れが
私の限界を超えたのでしょう。
抵抗ではなく、諦めでした。
「もう私にはこの道しかないんだ」
と思った瞬間
「この世から逃避するしか私の生きる道はない」
と確信しました。
そこから「自殺」を考え始めました。

その後、どのようになっていったのかは別の機会に譲るとして、

人が「自殺」を考える時、
それはきっと
辛いから、苦しいから、難題を乗り越えられないからではなく
「生きる意味を見出せないと思った時」ではないでしょうか?
どんなに苦しく辛くとも、
そこに何らかの意味を持てたなら
人は本来、誰もが、どんな艱難辛苦でも切り開いていくパワーを持っていると思います。
心が強いとか弱いとかではなく
生きる意味を持っているか、いないかだと考えます。

その一例として
自殺はもちろんのこと、
うつ、引きこもりなどの人たちが
精神分析によって、生きる意味を持った時
間違いなく歩み始める姿を、何人も見ているからです。

シニフィアン研究所では精神分析によって
生きる意味を持つお手伝いをしています。
興味をもたれた方はこちらまでご連絡ください。http://signifiant-lab.com/
「思春期の悩み」のサイトも参照ください。http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/

【2012/07/26 11:33 】 | 宛名のない手紙 | 有り難いご意見(0)
248)HPリファインしました

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「HPリファインのお知らせ」す。

シニフィアン研究所のHPには、メインサイト以外に9つのサブサイトがあります。
その中の3つをリファインしました。
その3つのサブサイトについて簡単に紹介します。

☆ 精神分析的子育て法 オールOK!
http://signifiant-lab.com/raise/
このサイトでは
今すぐ使えるオールOK子育て法を具体的に紹介しています。

子育ては妊娠する前から始まるとの視点から、
結婚する時から始まり、子どもを迎えるために何が必要か
また、どのように対応すればよいか、子どもの年齢(月齢)ごとに書いています。


☆ 恋愛と結婚―仕事と生きがい
http://signifiant-lab.com/woman/
このサイトでは
従来の「女たちよ賢明であれ!」を少し加筆修正しています。
恋愛と結婚の違い、恋愛はしても結婚をしない(できない)のはなぜか?
仕事と生きがい、仕事と家庭、
特に女性にとって妊娠・出産・育児とは何か
これらのついて書いていきます。
特に、女性の大切さと素晴らしさを再認識したいと思っています。
なお現在、加筆修正中です。

☆ 思春期の悩み~引きこもり・暴力・摂食障害・リストカット~
http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/
このサイトは
あるクライアント母娘(Aさん)の葛藤と成長の記録です。
Aさんが不登校から引きこもり、過食と拒食、暴力、リストカットから
見事に自立していった姿を紹介しています。
思春期にありがちな問題を表現したAさんと
そのお母さんの苦悩と対応を通して
少しでも参考にしてもらえればと思います。

他にも
「私と精神分析」=精神分析との出会いと、何が変わり、精神分析家となって何をしたいのか
「不登校の子どもの母より」=あるクライントが、自らの「うつ」と子どもの「不登校」に対して、
精神分析を通してどのように向き合って行ったかが書かれています。
「トラウマ」=東日本大震災やいじめ、自殺など、様々な出来事がなぜトラウマとなるのか?
トラウマとどのように向き合い解決していけばよいのかを書いています。
「推薦図書」=精神分析を知りたい人とための参考図書の紹介です。
主に、フロイト、ラカンを中心に紹介しています。

是非一度、ご覧下さい。
そして、ご意見・感想などをお待ちしています。
要請があれば全国どこへでも参ります。
メインサイト、シニフィアン研究所の迎意愛(むかい あい)まで電話、メールにてお寄せください。
http://signifiant-lab.com/

【2012/07/25 12:57 】 | お知らせ | 有り難いご意見(0)
247)コミュニケーション障害

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、「コミュニケーション障害について書きたいと思います。

ここで言う「コミュニケーション障害」とは、
自分が思っていることを、他者にうまく伝えられない状態を指します。
人前で話をすることができない、上がって声や体が震えるなど
様々な症状となって現れる場合も含みます。
しかし、そのような症状がなくても、
日々の生活の中で、自分の思いをうまく他者に伝えられない、
伝わらないのはなぜか?
それは
「自分の思いが相手に伝わった体験(環境)がなかったから」だと考えます。

子ども時代には、だれもが様々な要求を出します。
それに対して
きちんと聞いてもらった体験があったら
自分の言うことが周りの人に伝わった=コミュニケーションが取れた
と実感できます。
ところが、
「だめ」と否定されたり
「それよりこっち」と違うことを言われたら
自分の言うことは相手に通じない=コミュニケーションが障害された
と感じることでしょう。
この体験が幾度となく積み重ねられると
やがて、
自分だけでなく、人も信じられなくなり=人間不信、
自分の思いや考えを伝えることを断念してしまうことでしょう。
ここでは、それを「コミュニケーション障害」と呼びます。

対人関係の悩みを抱えた人の話を聴いていると
殆どの人が
≪自分の言ったことを聴いてもらえなかった≫
≪いつもダメと否定された≫
と語ります。

そして、
「こんなにじっくり最後まで話を聴いてもらったことは、今までなかった」
と言います。


対人関係はコミュニケーションが基本です。
対人関係がうまくいかないと感じている人は
その根底には「人間不信」があり、「対人不安」があります。
それを解消するためには
≪信頼できる人に、じっくり聴いてもらう体験をすること≫です。
その積み重ねが
人間不信から人間信頼へと書き換えられていくことに繋がるのです。

シニフィアン研究所では、コミュニケーション障害の方とじっくり対話しています。
興味をもたれた方はこちらへ連絡ください。http://signifiant-lab.com/
コミュニケーション障害にならないための子育て法、オールOK子育て法はこちらです。
http://signifiant-lab.com/raise/

【2012/07/24 13:34 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
246)新しいカテゴリー「宛名のない手紙」

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
           
今日は、新しいカテゴリー「宛名のない手紙の紹介をしたいと思います。
               

ネット社会になった現在、「手紙」は一部の伝達手段になってしまいました。
そんな中で、あえて「宛名のない手紙」というカテゴリーを追加しました。
このカテゴリーでは、
私個人の体験を基に、
現在見聞きするニュースを通して
さまざまな人間の心模様と、
その叫びとでもいえる赤裸々な生の声を書いてみたいと思います。

思春期には、様々な葛藤、悩み、苦しみを誰にも言えずに胸の内に仕舞い込んでいる。
時には、親友と呼べる誰かに話したりもするけれど、
深い胸の内は、心に秘めている。
そんな想いがある閾値に達すると
外に向かって吐き出さずにはいられなくなってしまう。
それが、例えば「いじめ」「自殺」「非行」「不登校」「引きこもり」ではないでしょうか。
今も昔も、大人への階段を上っていく過程で
その若いエネルギーをどのように発散し、活用するかが問われます。
そして、一歩間違えればとんでもない問題へと発展していきます。
そのことは、時代が違っても同じではないでしょうか。

≪みんな、悩んで大きくなった≫のです。

遠い昔、交換日記というものが流行った時代がありました。
気の合った友だち二人、もしくは数人(異性間でもあった)で
一冊のノートに自分の想いを書いて交換し合うもの。
それとは別に、
自分だけのノートを作り、
そこに詩やエッセー、小説、思いつきなどをしたためたもの。
それらは、誰かに読まれるために書かれたものではなく、
日の目を見ることもなく、大半は忘れ去られる運命にあるものです。
何かの機会に発見されて、当時を懐かしみ、
「この頃は、若かったなあ~」
と振り返る程度でしょう。

出すあてのない、自分の赤裸々な想いを綴った手紙のようなもの。
それでいて、間違いなく自分が一所懸命に生きた証のようなもの。
そんなノートをひっくるめて「宛名のない手紙」と名づけてみました。

その性質上、
私個人の赤裸々な告白となるかもしれません。
物心ついた時から「これでいいのだろうか?」と問いかけ
悩み、自分の生きる意味を問いかけ、死に憧れたこともあった。
遺書まで書いたのに、死ねずにまだしぶとく生きている。
そして精神分析家(インテグレータ)となった今も生きる意味を問い続けている。
そして、

人間になりたい
人間でありたい
人間として死にたい

そんな叫びを聴いている日々です。
それらを自分の体験に置き換えて伝えたいと思っています。

ご意見、ご感想はこちらまでお願いします。http://signifiant-lab.com/
「思春期の悩み」http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/
「不登校の子どもの母より」http://signifiant-lab.com/escape/
もあわせてご覧下さい。

【2012/07/23 14:51 】 | 宛名のない手紙 | 有り難いご意見(0)
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>