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【2025/07/02 21:09 】 |
415) 6月度関西出張のお知らせ

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「6月度関西出張のお知らせ」です。

今日から6月、衣替えです。
今月も関西方面へ出張します。
近隣の方、関心のある方は、この機会を活用ください。

 ・1日(月) 19:00~21:00 大宮

・2日(火)~4日(木) 和歌山市

・4日(木)18:00~21:00 大阪市難波周辺

・フリートーク 4日(木)10:00~12:00
テーマ 『支援と育ち直り』

・3日(水)10:00~12:00   ≪人間講座-象徴界に生まれる 
人として生まれるとは、社会参入するとはどういうことなのか。そして社会、家庭内での男女の性差と役目は何か。女性化する男性が多いのはなぜか。それらを中心に考えます。 

・5日(金)7:30~10:30 大宮

詳細はメール、電話、Twitterで直接お問い合わせください。 

シニフィアン研究所 HP http://signifiant-lab.com/
Twitterはこちらです https://twitter.com/rakuhomanami

=========================================

生きるとはどういうことか。
いつの頃からかそのような問いを持った。
「生」を強く意識するのは「死」に対峙した時だろう。
しかし自らの「死」についてその経験を語れる人は誰一人いない。
「死」を経験することはもう二度と語れないことを意味するから。
できることはただ「死に対する知」を蓄積すること。
それらはすべて言語によってなされる。
「生」も「死」も言語によって創り出されたもの。
肉体を持った人間が言語の世界に生み落とされ、それを使って思考し、意思伝達をする。
それがなければ、動植物と同じく自然の営みの一部に過ぎない。
このように考えた時、人として生きることは「死」の直前まで思考し、語り続けることではないだろうか。
 

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【2015/06/01 10:25 】 | お知らせ | 有り難いご意見(0)
414)自発性を育てる=待つ

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「自発性を育てる=待つ」 について書きます。

自発性を育てるには、まずそばに居る人が『待つこと』だと考えます。
自発性とは辞書によると、他からの教示や影響によるのでなく、内部の原因・力によって思考・行為がなされることとあります。
簡単にいうと、自ら発すること。

そのためにはどうすればよいか?
それは簡単、ただ一つ『待つこと』
その人が自ら発するその時をひたすら待つこと。
そのために必要なことは「沈黙」
つまり、その人を取り巻く人が黙って忍耐強く待つこと。
何も言わず、何もせず、ただ待つのみ。
これに徹すること。
しかし関心は向け続けていること。

この環境の中に居続けると、いつか人は何かを発せざるを得なくなる。
なぜなら沈黙は人の思考や想像を作動させるから。
眠りでさえも夢という思考を作動させる。
外から見ると、何もしていないかのように見えるかもしれない。
あるいは、寝てばかりだったり、ゲーム三昧だったりもする。
それに対して口出さず、意見せず、ただひたすら沈黙を守り続ける。
そうすると、いつか必ず何らかの言動を発する時がくる。
その時をただひたすら待ち続ける。

関心を抱きつつ、沈黙し待つこと。
これが自発性を育てる最初の環境だと考えています。

シニフィアン研究所のHP http://signifiant-lab.com/  
Twitter https://twitter.com/rakuhomanami 

【2015/05/17 11:09 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
413)自信を持つために

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「自信を持つために」 について書きます。

自信を持つためにはどうしたらいいですか、と質問されることがあります。
それは「あなたが信頼する他者から肯定される体験を持つことだ」と答えます。
人は自分で自分に「これでいい」「間違ってない」とどんなに言い聞かせても一抹の不安が残るものです。
それは人間である=言語を持っているここと関係が深いといわれます。
考えることも、思うことも、感じるということさえも言語の作用だから。
言語を廃して人は何ものも意識できないといわれています。

これらのことから、自分が感じたり、考えたりしていることが確かなことであると自分だけでは確定できない。だから自分以外の他者にそれを確認してホッとする。

五官の感覚を考えてみます。
今誰かが歌を唄っているのが聞こえたとします。
それを隣の他者が同じように聞こえていると言ったら、聞こえている自分の耳を疑わないでしょう。目もそうです。自分の見ているものが他者も同じように見えていると言ったら安心します。

このように自分の五感が他者と同じだと確認できたなら安心し、自分の五感を信じることができるでしょう。逆なら、自分の五官の感覚がどこかおかしいのではないかと疑いを持ち不安になることでしょう。そして、自分と同じように感じていると言ってくれる他者を探したくなるかもしれません。
この自分の五感に自信を持つには自分と同じだと言ってくれる他者を必要とするのです。つまり、自分に自信を持つには自分を肯定してくれる体験の積み重ねが必要だといえるでしょう。そして、その他者が自分が信頼する(好きな)人であればなお自信の度合いは強くなるに違いありません。 

これらのことから、自分に自信を持つには、傍に居る信頼する他者から肯定される体験を可能な限り多く持つことだと考えるのです。

もし、自分に自信がないと思ったなら信頼する人に肯定してもらいましょう。
もし、自信のある子どもに育てたいなら、肯定してあげましょう。
もし、肯定する方法が解らないとするなら学びましょう。
そうすればいつか自信を持てることでしょう。

お問い合わせはシニフィアン研究所まで http://signifiant-lab.com/
Twitterでもつぶやいています。 https://twitter.com/rakuhomanami
 

【2015/05/11 15:42 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
412) 5月度関西出張のお知らせ

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「5月度関西出張のお知らせ」です。

今月の関西出張は5日(火)~7日(木)です。
4日は夕方から大宮、8日の午前中も大宮にいます。
面談以外にはインテグレーター養成講座、人間講座、フリートークなども開催しています。
近隣の方、興味を持たれた方はこの機会を活用ください。

・4日(月) 19:00~21:00 大宮

・5日(火)~7日(木) 和歌山市

・7日(木)18:00~21:00 大阪市難波周辺

・フリートーク 7日(木)10:00~12:00
テーマ 『親離れ』

・6日(水)10:00~12:00   ≪人間講座-象徴界に生まれる 
人として生まれるとは、社会参入するとはどういうことなのか。そして社会、家庭内での男女の差異と役目は何か。それらを中心に考えます。 

・8日(金)7:30~9:30 大宮

詳細はメール、電話、Twitterで直接お問い合わせください。 

シニフィアン研究所 HP http://signifiant-lab.com/
Twitterはこちらです https://twitter.com/rakuhomanami

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≪追記≫

好きなことや好きなものがあるって素晴らしい。
好きなことやものに対しては、時間もお金もエネルギーも惜しまない。
それに関しては常識や効率など通用しない。 
ましてや他者の目や考えなど気にならない。
それほどまでに好きになれる。
そんなことやものを持ったなら、それだけで人は一生涯生きていける。
もし今それがないなら、それが見つかるまで探し続ければいい。
例えばそれが子どもなら、私たち大人は長い目で見守っていきたい。
そのような環境の中で育つ子どもはきっと好きな何かを見い出すに違いない。
そう痛感している。

【2015/05/03 09:43 】 | お知らせ | 有り難いご意見(0)
411)思春期の子ども

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「思春期の子ども」 について書きます。

私たちは思春期を第二次反抗期と呼んだり、疾風怒濤の時期と呼んだりします。
この時期の子どもに一体何が起こっているのか。
ここでは、アイデンティティの確立の視点から考えます。
アイデンティティの確立とは「私はわたしである」との自我同一性を持つことを指します。
「自分は一体何者か」
「自分に一体何が起こっているのか」
「自分は何をしたいのか」
「これは本当に自分が求めていることなのか」
「生きるとは」などなど

このように、それまでは外へと向かっていた関心が自分の内面へと向かう時期でもあります。それまで周りから言われてきたことを再度自らに問いかけます。
それと共に身体生理的にも大きな変化が表れます。
いわゆる心身共に子どもから大人への移行期を思春期と呼びます。

「私はわたし」というアイデンティティを確立するには「私」を見るもうひとりの「わたし」という視点が必要です。一人の私を二人に分裂させる視点です。
これはまさしく「鏡に映った私」と「それを見るわたし」といえるでしょう。
それともう一人「他者が語る私」が加わります。
この三人の私が対話するのです。
そして「鏡に映った私」と「それを見るわたし」と「他者が語る私」を統合して一人の私であると結論づけること
これがアイデンティティの確立(自我同一性を持つ)へと繋がります。
色々な私がいるけれど、それでも「一人の私」だと再構成できること。
これを「アイデンティティの確立(自我同一性を持つ)」といいます。
そのようにして再構成したものが自我と呼ばれるものです。
つまり自我は様々な私の寄せ集めです。
そしてその内容よりも「私はわたし、他の人とは違う一人の私」だと考えられる方が重要です。

このようなアイデンティティを獲得するためには、年単位の時間が必要だといわれます。
様々な自我と出会って、迷い、怒り、戸惑い、否認、反抗、拒否、無視、受け容れ、再認している時期です。
これら自らの内面から突き上げてくる何かに自分でも手を焼いているのです。
ですから他者に対してもその存在や言葉が邪魔に感じ、苛立ち、イライラ、暴言を吐いたりします。
周りの大人は「やりにくい、難しい、何考えているか解らない」などと語ります。
それは当然です。
当の本人が疾風怒濤の中にいて、一番自分が解らず悪戦苦闘しているのですから。
子どもから大人へと脱皮する、まさしく産みの苦しみの時期とでも呼べるでしょう。

誰もが大なり小なり一度は通過しなければならない道です。
私たち大人は心配しつつも黙って温かいまなざしで見守るしかないでしょう。
必要なときは助けを求めるだろうと信じるしかありません。
見守り方(対応の仕方)を間違えなければ、きっと自力で通り抜けることでしょう。
このような思春期の子どもからのメッセージの読み解きと対応の仕方は様々あります。
関心を持たれた方は下記を参照ください。

シニフィアン研究所 HP http://signifiant-lab.com/ 
Twitter https://twitter.com/rakuhomanami

【2015/04/20 16:00 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
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