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【2024/04/26 00:40 】 |
「主夫」と呼ばれる男性
男女平等、男女共生参画、男女雇用均等などと共に
育児も夫婦で分担する
そして「主夫」「夫にも育児休暇」など
様々な変化が出てきている
これらに対する是非を云々するつもりは、まったくない

主夫」する男性について
精神分析的な観点から考えてみたい

主夫」とは、女性(妻)がするものだとされてきた
食事・洗濯・掃除などの「家事」そして「育児」
これらを担当する夫のことだと規定される

家事」「育児」は女性=妻=母がするもの
これが従来の圧倒的な役割だった
つまり
「「家事」「育児」は、母がするもの
それを夫がする
ということは
母の役割を夫がしていることになる
【夫=母】
という図式になる
夫は母になったということを意味する
これは「母への同一化」と呼べる

この観点からどのようなことが見えてくるだろうか?

母が自分が描くような母ではなかった
だから母の良いイメージを取り入れ(内在化)できなかった
それゆえ
自分が母の立場に立って、
自分がしてもらいたかったように世話をする

この視点から
「世話好きな非常に優しい夫」
「何でもよく気がつく夫」
「料理や育児が上手な夫」
これらの姿が浮かんでくる

すべての「主夫」がこのようだとは言うつもりは無いが
この傾向にあることが伺われる

一方
このような「主夫」の妻は
男勝りで、活発、負けず嫌いで、何事にもチャレンジ精神旺盛
いわゆる「やり手」な女性
そんな姿が想像される

性差が平板化してゆく一端には
このような「主夫」も垣間見える気がする

興味をもたれた方は、こちらも参照ください
「女たちよ賢明であれ!」
http://signifiant-lab.com/woman/
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【2012/03/26 21:08 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
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