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【2024/04/24 02:07 】 |
なぜ母子分離が必要なのか?
自分を産んでくれた生身の「母」から心身ともに分離すること
それは大人になることでもあり、自立(自律)でもあり、社会参入することでもある
 
産まれることによって、すべての人の体は母から分離する
問題は「心」だ
心理的にいわゆる「母子分離」することが成長する時の一つの課題となる
ある年齢になると
「いつまでもお母さんのおっぱいを吸ってるな!」
「いいかげんお母さんから離れろ!」
と言われるようになる
そして、仕方なく我慢するようになる
 
無理に離されると思慕の念はより強くなる
自然に離れるようになるのを待つのが理想だ
特に乳幼児の離乳は自ら離すまでは与えるのが基本となる
満足すれば自ら離す
それまでは年齢に関係なく与えることが望ましい
 
体は母から離れ求めなくなったとしても、精神的に離れる事は別のことである
肉体的に大人になっても、母を求める人の何と多い事か
「乳離れしてない大人たち」
いつまでも親元を離れない
結婚しても毎日のように親の家に出入りする
何かと相談したり、電話もしょっちゅうするetc
逆に、親への不平不満を言うのも同じである
極論かもしれないが
すべての人は「母しか観ていない」とまで言える気がしている
ある女性はある時、たまりかねてご主人に
「わたしはあんたの母じゃない!私とお母さんのどっちを取るの?!」と叫んだという
 
これらの事の是非を言うつもりは無い
誰しも、我を存在せしめてくれた母を思慕するのは当然であり、やはり母は特別な存在である
ただその母にこだわり続ける心がなぜ問題なのか?と問いかけているのである
結論から言うと「生きることに疲れる可能性が高い」
つまり、社会の中で生きていくことが非常にストレスフルに感じやすい傾向にある
ゆえに、「母子分離」をすることが要請される
 
母子分離をするとは、生身の「母」を諦め、対象化すること
母そのものに求めても得られないと諦め、その母の場を空無にすること
そうすれば
その場はどんなものでも埋められる、無限に拓かれた場となる
 
 
Φ シニフィアン研究所のHPはこちら   http://signifiant-lab.com/
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【2011/09/24 08:21 】 | 子育て | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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