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【2025/07/05 00:22 】 |
無力化
子育てはある種の闘争だと思える時期がある
代表的な最初は「トイレットトレーニング」
 
「オムツの中にしたい時にする」垂れ流し VS 「決められた場所でする」コントロール
親の側では「いかに程よく躾けるか?」がテーマとなる
子どもの側では、決められた場所でするしないを選択する権利を得ることで
親をコントロールする(振り回す)ことを学習する
この両者の闘争とも言える時期に厳しく躾けすぎると「無力化」の基礎を作ってしまう
 
自分の思うとおりに躾けられないと、親は自分の無力を感じる
この無力感を否認するべく、是が非でも躾けることに躍起になる
失敗したらお尻を叩いて怒る
特に夜は無理矢理起こしてトイレに連れてゆくetc
威嚇と体罰で従わせようとする
それに対して子どもは、泣きわめきや暴れ、時には「おねしょ」で対抗する
それでも強大な親の躾けの前に屈したなら、自分の「無力感」を味わてしまう
闘争の結果、子どもは「敗者」になったのだ
 
これらの上に、「躾け」という名の支配が重ねられてゆく
「~しなさい」
「~したらダメ」
圧倒的強者の前に屈することを刻印付けられ
親の言うことをよく聞く、従順な良い子が出来上がる
ココに至って、親の支配は完成する
以後、素直な良い子の仮面が子ども自身をコントロールする
「~ねばならない」
「~すべき」の仮面が締め付け、ますます無力化を推進することになる
この事実に親も子も気付くことは非常に難しいものとなる
 
自分は敗者だと常に感じていないだろうか?
自分は無力だと常に思っていないだろうか?

行き過ぎて「虐待」や「ネグレクト」になっていませんか?
少しでも心配な方は、お気軽にこちらまで相談ください。
 
シニフィアン研究所のHPはこちら http://signifiant-lab.com/
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【2011/10/21 18:37 】 | 子育て | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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