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NOの言えない日本人
なぜ「NO」が言えないのか?
・相手の事を考えて
・断ったら悪いから
・あんなに一所懸命してくれるから
・気を悪くするのではないだろうか
・次に会った時に気まずくなるから
・普段お世話になっているからetc
どんな思いが浮かんだろうか?
NOを言うこと=断る=相手を否定する=自分を否定する
この図式がどこかにあるからではないか?
NOを言うのは、今提示されている事柄に対しての自分の意志表示であって
その人を否定することではない
たとえ、そんなことを言う相手が嫌いだと言ったとしても
その人の全てを否定した訳ではない
部分を全体だと聞いてしまうと「NO」がなかなか言えない
たとえば
「嫌だ、嫌いだと言われたからもう二度と口をきいてもらえないかもしれない」
「この間嫌いだと言っていたのに、今仲良くしてるなんて訳分からん」
こんな風に感じてしまう
これは
NOと言ったこと自体(その人の部分)と、その人自身(その人全体)との弁別がないからだ
その人=自分自身
この図式があるから、NOと言うことは自分がNOと言われたと等価となる
つまり
何らかの陽性の思いを持っている相手=自分を投影した姿=鏡の中の自分
好きな相手は自分の理想の姿となる
だから、その人に「NO」と言うとそのまま自分に跳ね返ってくる
相手を否定することは、とりもなおさず自分を否定することと感じてしまう
だから「NO」が言えなくなるのである
これを「自他未分化」と言う
「NO」が言えるのは勇気があるのではなく
自分と他者はまったく別の存在であると認識している=自他分化している
からである
シニフィアン研究所のHPはこちら http://signifiant-lab.com/
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