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子どもが言葉を覚えるのはどんな時?
学校等の国語の時間で学習する事も大切な一つ 童話や文学作品に親しんで覚えることもあるだろう しかし、言語を覚えることと、適切な言葉遣いをすることとは別 どんなにたくさんの言葉を覚えていても その時々に使えなくては、ただ知っているだけとなりやすい 適切に遣うこと、表現することが社会生活の中ではより重要となる 言葉を覚えるには、環境が大切 つまり 日常生活の中での遣い方を通して学習することが大きい 特に話し言葉はそうだと言える 先日このような会話を耳にした たぶん4~5歳の子どもが出勤する父親に叫んでいた 「パパ バイバイ~、パパ バイバイ~」 この言葉をどのように感じるだろうか? 私は違和感があった 「パパ バイバイ」=「パパ さようなら」 出勤するパパに向かって言う言葉は 「パパ 行ってらっしゃい」 ではないだろうか? この「行ってらっしゃい」には たぶん「行ってきます」が返ってくるだろう この会話には 「パパ 会社へ行って、またボクのところへ帰ってきてね」 が、暗に含まれているのではないだろうか? だから、その返答として 「パパは会社へ行って、またおうちへ帰ってくるからね」 がメッセージとして含まれる つまり 「行って(帰って)来ます」=「行ってきます」 子どもが「バイバイ」と言ったなら 「バイバイ」=「さようなら」ではないかもしれないが、 周りの大人が 「パパ 行ってらっしゃい」と教えてはどうだろうか? 幼稚園や保育所の先生や友達には「バイバイ=さようなら」だけど 家族には「行ってらっしゃい」=「また帰ってきてね」 日々繰り返される日常の中での言葉の遣り取りを通して 遣い方の違いを身に付けてゆくものだと思うから 相手の何気ない言葉遣いの中に込められる「想い」 逆に、言葉遣いの中に自らが込める「想い」 人は言葉と共に「想い」を受け取るものでもある ゆえに、子ども達には 適切な言葉遣いをする環境を与えたいものだ シニフィアン研究所のHPはこちら http://signifiant-lab.com/ 子育てについてはこちらを参照ください http://signifiant-lab.com/raise/ PR |
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