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自分の思う通りにならなかったら、誰しも腹が立ったり、悔しい思いをする
何で分かってくれないんだ!
何てわがまま気ままなヤツなんだ!
こんなことなら言うんじゃなかった、するんじゃなかったetc
しかし、よく考えてみると
その種は自分が蒔いている場合が多いのではないだろうか?
ここでいう「自分が種を蒔いている」というのは、
自分の気持ちに素直に従わなかった結果
自分の思う通りにならず、不平不満の気持ちになるということ
つまり、今の自分の不平不満の気持ちは
自分の気持ちに素直に行動しなかった結果であると言いたいのだ
例えば
友達のAさんが「ねえ ちょっと話を聞いて欲しいんだけど」とあなたに言う
あなたは、聞きたくないとしよう
ところが、あなたは自分の気持ちに正直にならず
「今日はそんな気分じゃないなあ、でも友達なんだから聞いてあげないといけないよなあ」
「聞いてあげなかったら、友達じゃないと思われるかもしれないなあ」
「自分が聞いて欲しい時に、聞いて欲しいから仕方ないか」
「もう いつも勝手なんだから!でも、彼女に嫌われたくないよな」
「断る理由がないな」
と考えて、自分のそのときの気持ちに素直に従わなかったとする
Aさんがあなたに話をしてありがとうと言い、あなたも良かったと思えたなら問題はない
あなたが不平不満な気持ちになる場合はどんな時か?
1)長々と話を続けて、アナタの貴重な時間をとられた
2)せっかく聞いてあげたのに、お礼も言わず、ちっとも嬉しそうにしない
3)あなたのアドバイスをちっとも聞かない
4)あなたの聞きたくない内容だった
5)あなたの意見や態度に文句を言った
他にも色々考えられるだろう
あなたとしては不平不満に思って当然だ
しかし、そもそもAさんの話を聞いた結果でもある
だとしたら、最初から彼女の話を聞かなければ今の不平不満もない
そう、「聞きたくない」という自分の気持ちに素直に従っていれば不平不満もないのだ
反論として
「聞いてあげてもいい」と思って聞いても、不平不満の気持ちになるのではないか?
確かに、 あなたの気持ちに関わりなく、1)から5)のような同じ状況になることは十分考えられる
しかし、
状況は同じでも、あなたの受け止め方が違ってくるのではないだろうか?
「Aさんの話を聞こう」と思うということは
その前提として、Aさんを受け入れようという肯定的な気持ちがある
「Aさんの話を聞きたくない」と思うのは
話の内容に関わらず、Aさんを受け入れたくないという否定的な気持ちがある
つまり、肯定的な気持ちで聞く場合と、否定的な気持ちで聞く場合には
同じ内容でも受け止め方が違ってくるのは当然だと言える
これらのことから
今の不平不満の種は自分が蒔いていると言えるというのである
シニフィアン研究所のHPはこちら http://signifiant-lab.com/
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