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		人は自己愛が傷つくことを一番恐れる。 
		それは自分の存在を危うくするからだ。 
		そのためには人は我が生命を危機に陥れても守ろうとするようだ。 
		特に自分の精神的な基盤だと感じている人(母なる存在)に対してはその傾向がより強い。 
		当然と言えば当然だろう。 
		すべての人は母から生まれる。 
		がゆえに、精神的基盤の最初は母だと言える。 
		その母は自分を大切に思ってくれていると信じたい気持ちはだれにでもあるだろう。 
		物心つかない幼少期の記憶はその可能性が高い。 
		乳幼児期はあらゆる刺激を五感を通して体に記憶する。 
		後に言語を習得し、同じような体験や経験を通してそれを言語化する。 
		その時に可能なかぎり自分の自己愛を傷つけないように書き換える。 
		自分を虐待する母であっても、見捨てた母であったとしても 
		例えば 
		「放ったらかし」を「自由にさせてもらった」 
		「つねる」を「強く抱き抱きしめてくれた」 
		「怒る」を「自分に関心を持ってくれていた」 
		あるいは 
		「きっと何か理由があったに違いない」 
		「母だって本当はそんなコトしたくなかったに違いない」 
		そう思うことによって防衛している。 
		また 
		「母は私を見捨てたんだ」と叫びつつ 
		どこかで「そうじゃないよ」と誰かに言って欲しいと切望している。 
		これらの葛藤は非常にエネルギーを消費する。 
		ゆえに、人は自分に都合の良い様に書き換える。 
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