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【2024/04/26 01:37 】 |
208)竹内洋岳さんが日本人初の8千メートル峰14座完全登頂を達成

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市)の迎意 愛(むかい あい)です。
今日はニュースで知った以下の話題について書いてみます。

日本人初のヒマラヤ8000メートル峰14座完全制覇を目指していた登山家の竹内洋岳さん(41)が26日、最後の一座、ネパール北西部のダウラギリ(8167メートル)の登頂に成功した。竹内さんの健康状態は良好。1995年のマカルー(8463メートル)登頂から17年かけて、14座すべての頂上に足跡を残した。 14座完登。日本人で初めて竹内さんが達成した。26日午前0時45分(現地時間)に最終キャンプのC3(7400メートル付近)を出発。例年よりも雪が深い中、無酸素単独での約17時間ぶっ続けの登山で、午後5時45分、頂上に立った。強風が吹く頂上は、視界がきかない厳しい状況だったという。(中略)
竹内さんは、14座成功を区切りとしてスポーツとしての登山再興に尽くしていきたいと言う。「ここまでやって来られたのは登山が楽しいから。それを知ってもらうために私はまだ登り続けると思います」。14座を制覇し、竹内さんの挑戦はまだまだ続いていく。(2012年5月27日06時03分 スポーツ報知)

日本人としての偉業達成!
これまで挑戦した人もたくさんいた中、なかなか達成できなかったとのこと。
素晴らしいの一言に尽きますよね。

このニュースに刺激され、
「なぜ、人はこれほどまでに山に魅せられるのだろう?」
と、少し精神分析的観点から考えてみました。

母親に支配された人は、征服欲求を強くもつと言われます。
つまり、支配されたから今度は自分が支配したいとの欲求を持つことになるのです。
その行動化の一つが、山を征服するとなると考えられます。
征服したくても征服できなかった代償行為として、山の征服を目指し、登山が好きになる。
頂上に立った時、山を征服した満足と自然(=母)と一体になった恍惚感に浸ることができます。
その表現が「やっと達成した」「自然の懐に抱かれる」などです。
ところが、それは所詮「山」であって「母」ではないことに気付き、母への幻想としての征服であったと知ります。
そこで、さらなる征服を目指して次の山へと挑戦することになります。
これが飽くなき探究心といわれるものでしょう。

かつて、

「あなたはどうしてそこまでして山に登るのですか?」との質問に
ある有名な登山家(名前を忘れました)が「そこに山があるから」
と答えたのを思い出しました。
このように
冒険家は、そうした母への想いを意識に上らないように抑え込み(抑圧)、
その反対の行動をする方法(反動形成)を過剰に使う人といえるのではないでしょうか。

このような視点から見た時、
竹内洋岳さんはどうだったのだろう?知りたいと思えてきました。

なお、竹内洋岳さんの偉業に対して敬意を表すると共に、決してそれを誹謗中傷する意図は一切ないことを書き添えたいと思います。

シニフィアン研究所では精神発達論などの講座も開催しています。
興味をもたれた方はこちらのサイトを参照ください。
シニフィアン研究所http://signifiant-lab.com/#11

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【2012/05/27 11:10 】 | 生き方 | 有り難いご意見(0)
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