シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
	精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
	           
	今日は、「作家・浅田次郎に聞く“原発と日本人”ー古舘伊知郎との対談(報道ステーション)」 について書きたいと思います。    (http://www.dailymotion.com/video/xt3f0x_yy-yyyyyyy-yyyyyy_news参照)
	内容についてではなく、
	浅田次郎氏が語った言葉の中で、印象に残った言語を取り上げたいと思います。
	その言語(言葉)とは
	「意志」「決断」「情緒的なものの入る隙間はない」
	この3つです。
	対談の中の言葉を一部引用すると
	
	1)意志
	 我々の父の世代は、「この厳しい現実は私たちの現実だ。これを子どもたちに申し送ってはならない。」という強い意志で復興してきた。
	
	2)決断
	 日本の決断を世界は注目している
	 日本の決断は人類の歴史を左右する決断となる
	3)情緒的なものの入る隙間はない
	 過去と現在と未来、これを正しく見つめなければならない。
	 そこに「子どもは可愛い」とか「子どもに罪はない」というような情緒的なものの入る隙間はない。
	3)の 情緒的なもの=折に触れて起こる様々な感情的なもの=感情的
	と読み替えてみると、その対義語として、「理性的」が思い浮かびます。
	とするなら、
	情緒的なものが入る隙間はない=理性的
	といえるでしょう。
	
	そこで3つを整理すると
	「意志」「決断」「理性」となります。
	この3つは、何かを成し遂げるために必須のものではないでしょうか。
	それらに「覚悟」を加えて、
	人が生きていく上で必須のものだと言いたいのです。
	向き合わなければならない事柄に直面した時
	≪理性的に考え、決断をし、強い意志力をもって向き合う覚悟を持つこと≫
	これはまた、父の機能に必須のものでもあると思います。
	
	浅田次郎氏と古館伊知郎氏の対談を聞いて
	人が生きる上で何が大切で必要であるかを再認識した気がしました。
	
	父の機能についてはこちらを参照ください。http://signifiant-lab.com/woman/#151
	オールOK子育て法http://signifiant-lab.com/raise/#29
	シニフィアン研究所http://signifiant-lab.com/
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