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【2025/07/12 18:48 】 |
リストカット (自傷行為)
両腕に無数の傷跡が生々しく残っている
リスカリストカット(自傷行為)の傷跡だ

「どうして?」と聞くと
「なんとなく」と返ってきた
「痛くないの?」と聞くと
「まあね」
「いつから?」と聞くと
「さあ 忘れた」

見る者には痛々しく映る
しかし
彼ら、彼女たちは
何の感慨も無いように淡々と語る

「気がついたらやってた」
「痛みで降りてくるんだよね」
「血を見ると、生きてるんだって感じる」
「ちょっとは親が気にしてくれるから」

女性には「過食・拒食」の経験者が多いようだ
傷つけることで痛みを感じ
それが自分の皮膚感覚を惹起させ
自分の境界を知る
ここまでが自分だと

そんな彼ら、彼女らと話していると
幼少期に「母との心地よい接触」が欠けている傾向がある
自分で刻印する「入れ墨」のようなものだ

自分が存在しているという実感
それが体感できにくいように感じる
誰も存在を認めてくれない
誰も気にかけてくれない
誰も抱き締めてくれない
だから
自分で自分を痛みで刻印し、抱き締める

【したくてしているんじゃない。だけど
 こうでもしないと自分と言う存在が認識できないんだ!】

そんな叫びが聴こえてきた

リストカット拒食過食でお悩みの方は
こちらを参照ください
『摂食障害―リストカット』
http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/
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【2012/03/28 11:30 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
「主夫」と呼ばれる男性
男女平等、男女共生参画、男女雇用均等などと共に
育児も夫婦で分担する
そして「主夫」「夫にも育児休暇」など
様々な変化が出てきている
これらに対する是非を云々するつもりは、まったくない

主夫」する男性について
精神分析的な観点から考えてみたい

主夫」とは、女性(妻)がするものだとされてきた
食事・洗濯・掃除などの「家事」そして「育児」
これらを担当する夫のことだと規定される

家事」「育児」は女性=妻=母がするもの
これが従来の圧倒的な役割だった
つまり
「「家事」「育児」は、母がするもの
それを夫がする
ということは
母の役割を夫がしていることになる
【夫=母】
という図式になる
夫は母になったということを意味する
これは「母への同一化」と呼べる

この観点からどのようなことが見えてくるだろうか?

母が自分が描くような母ではなかった
だから母の良いイメージを取り入れ(内在化)できなかった
それゆえ
自分が母の立場に立って、
自分がしてもらいたかったように世話をする

この視点から
「世話好きな非常に優しい夫」
「何でもよく気がつく夫」
「料理や育児が上手な夫」
これらの姿が浮かんでくる

すべての「主夫」がこのようだとは言うつもりは無いが
この傾向にあることが伺われる

一方
このような「主夫」の妻は
男勝りで、活発、負けず嫌いで、何事にもチャレンジ精神旺盛
いわゆる「やり手」な女性
そんな姿が想像される

性差が平板化してゆく一端には
このような「主夫」も垣間見える気がする

興味をもたれた方は、こちらも参照ください
「女たちよ賢明であれ!」
http://signifiant-lab.com/woman/
【2012/03/26 21:08 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
借りたものを返し忘れる
誰かから借りたものを返さない人はいませんか?
「返そう、返さないと」と思いながら、忘れてしまう人いませんか?
悪気は無いけど、ついつい忘れてしまう
そんな人いませんか?

それは返したくないのかもしれません
だって、もう二度と手放すのは嫌だから
それは、元々自分のものだから

そんなバカな話はない!と思うかもしれませんね
確かに、そうですよね
借りたものは返すのが当たり前ですからね
それは社会的なルールであり、ルールは守らないといけません

しかし、ルールの話をしているのではありません
その人の心の中の話です
もちろん、
その人自身も気付いていないかもしれない心です

【借りたもの=自分自身=母】
こんな図式を考えてみた

借りたものは、一時的にせよ自分の手元にあるもの
返すまでは、それは自分のものと感じる
できることなら、ずーっと自分のものにしたい
それが「期間延長」
そして、いつまでも借りたままにしておく

もう一つは
自分の手の中にあるもの=母の腕の中に抱かれる自分
そんな幻想を持つ
これを【同一視】という
自分=母であり、手の中のもの=抱かれる自分
返すこと=手放すこと=母の腕から手放される自分=見放される=寂しい、悲しい
だから手放したくない
だから返すのを忘れてしまう

人の心には
このような働きが、あちこちに渦巻いている

このような心の働きに興味を持たれた方は
こちらを参照ください
シニフィアン研究所 http://signifiant-lab.com/
【2012/03/23 16:55 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
「ふるさと」そこにお母さんがいるから
あなたにとって「ふるさと」ってどこですか?

生まれ育った場所?
長く住んだ場所?
強いを結んだ場所?
大切な人との思い出がある場所?
忘れられない人が居た場所?
第二のふるさと」と呼べる場所?

ある人が言った
「お母さんが居る場所」と!
なるほど!!
ストンと何かが心に落ちた気がした

生まれ育った場所ではなくても
ある特定の場所でなくても
コロコロ変わったとしても
その人にとっては
【お母さんが居る(居た)場所が、私のふるさと】

おふくろ
と言うのは、「母の子宮」を意味する
これは、よく聞くことだろう
「子宮」は、すべての人にとって最初の居場所であり、住まいである
そこが間違いなく
すべての人のふるさと

だから
母の居る場所=子宮のある場所=そもそもの「ふるさと」
母がどこに居ても、どこへ動いても
【母の居る場所が、私のふるさと】なのだ

そう、そこにお母さんが居るから!!

あなたの「ふるさと」はどこですか?
そこには、誰が居ますか?
 
シニフィアン研究所 http://signifiant-lab.com/
【2012/03/21 15:57 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
イクメンパパも産後うつになる?
先日、TVで
「アメリカでは育児をしている男性が
女性と同じような「産後うつ」の症状を訴える人が多くなった」
と報道されていた

日本ではまだ調査されていないらしいが
イクメンパパの産後うつ」が取りざたされるのも時間の問題だろう

イクメン」がもてはやされて、確か2010年流行語トップテンに入っていたはずだ

パパも育児に参加することは
核家族にとって、あるいは働くママにとって
助かるだろうし、力強く思えることだろう
育児も一つの仕事だと考えるなら
二人の子どもなのだから、分担するのは当然
という観方もありえる

しかし
インテグレーターとして、日々子どもや青少年の問題に向き合っていると
育児はやはりママが中心であり
あくまでも、パパは
そのママを援助するのが望ましいと思える
否、そう言わざるを得ない

この観点から、パパの育児参加の仕方の例をあげてみよう
まず、
授乳・おむつ交換・入浴・抱っこ・ベビーカーを押すのは【ママの役目】

最近では
スーパーでも、カートやベビーカーを押すパパを見ることがある
ではママは何してる?
ママは、次から次へと食料品をかごに入れて歩き回っている
中には
パパが赤ちゃんを前抱っこで、
買い物かごを持って買い物をしている姿も見かけるようにもなった

これは歓迎できない
なぜなら
赤ちゃんは「パパ」よりも「ママ」の方が大好きなはずだから

この世に誕生する以前から
ママの血流、声、情動、鼓動などお腹の中で感じてきた
誕生してからも
生の声、感触、眼差し、匂いなど
五官を通して確認しているのだから
どんなに愛情深く
どんなに優しいパパでも
ママに勝る人はいないはず
だから直接関わるのはママの役目

パパは2・3歳くらいまでは
間接的に赤ちゃんに関わるのが良い
例えば
荷物を持ったり、洗濯物を取り入れたり
時には食事を作ったり、アイロンをかける
また、ミルクを作ったり、お買い物やおつかいをしたりetc

もちろん、パパが抱っこをしたり、お風呂に入れたり
ミルクを飲ませたりしてはいけないと言うのではない
中心的にそれらをするのは「ママ」であり
それを援助するのが「イクメンパパ」の役目だと言いたいのである
「イクメン」はいいけど
パパは、社会の規範を家族に伝え
それを納得させられる知性、統率力、指導力を持って導いて欲しいものだ
それが男の「優しさ」であり「力」「たくましさ」だと思う

なぜそれほどまでに「ママ」が関わる必要があるのか?
是非こちらを参照してみてください
きっと理解してもらえることでしょう
精神分析的子育て法『母への叫び』
【2012/03/20 23:17 】 | 子育て | 有り難いご意見(0)
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